過去の名馬

武豊騎手のファインモーションは無敗で古馬G1を制した名牝!

武豊騎手の中で歴代最強牝馬の一頭に数えられるであろうファインモーション。

古馬になってからは3歳時の強さを取り戻すことはできませんでしたが、3歳時のパフォーマンスは本当にこれはどこまで強くなっていくのだろう?というものでしたね。

名門・伊藤雄二厩舎のファインモーションについて振り返ってみましょう!

春のクラシックは登録できず

外国産馬のファインモーションですが、父デインヒル・母Cocotteで半兄にジャパンカップを制したピルサドスキーがいる血統ですね。

デビューは大物が出走するといわれる12月開催の新馬戦でした。もちろん牡馬も出走してくるこのレースで4馬身差の快勝。デビュー戦の鞍上は武豊騎手でした。

この勝ちっぷりからフランスオークスに出走するというようなプランが持ち上がったのですが、体質が弱かったことと、骨折というアクシデントもあったことから夏まで放牧に出されました。

ただ春は外国産馬であったため、桜花賞もオークスも出走できないということもありましたが。

この放牧の時から目標を秋のG1秋華賞に切り替えました。

自己条件とトライアルを圧勝

放牧から戻ってきたファインモーションは順調に成長しており、復帰戦は夏の函館で自己条件のレースでした。ただ自己条件といっても牡馬や古馬と一緒に走るレースだったのですが、なんとここでものが違うというばかりのレースで5馬身差の圧勝を飾ります。

そして次のレースに挑んだのが、これも牡馬・古馬混合レースとなります札幌の阿寒湖特別。しかしここでもまた5馬身差の圧勝をしたことで、秋華賞はこの馬で間違いなし!といった感じになっていきました。

そして迎えた秋華賞トライアル・ローズステークスにおいても、鞍上の松永幹夫騎手が手綱を全く動かすことなく、4馬身差の圧勝をしたことで、秋華賞の1強ムードが漂いました。

秋華賞・エリ女とG1連勝!

そして迎えた秋華賞。断然の1番人気で探勝はなんと1.1倍に。レースも好位から抜け出す完璧なレースぶりで、秋華賞を制しました。なお、この時の着差は秋華賞史上最大の3馬身1/2差となっていました。

そして続くエリザベス女王杯、キャリア6戦で勝てば古馬G1を最小キャリアで制する馬ということで注目されました。

そしてレースもこれまた楽勝。キャリア最小での古馬G1をあっさりと制しました。このレースが終わった後に武豊騎手は一言「怪物や」と漏らしたほどのすごい馬だったんですね。

確かに管理人もこのファインモーションのレースぶりが本当に好きだったことを覚えています。

そして年末の有馬記念に出走、1番人気におされましたが、ペースを崩され5着に敗れてしまいました。勝ったのは牡馬の同期であるシンボリクリスエスでしたね。

でも歴戦の古馬相手の有馬記念で3歳牝馬が1番人気になったこと自体が、このファインモーションの人気を表していると思います。

古馬になってからは不振

そして古馬になってからは、思うようなレースがなかなかできなかったですね。というのも3歳時が余りにもすごかったので、見ていたファンとしてはもっと強いファインモーションを見たかったというのはあるでしょうね。

結局4歳と5歳の時には1年間で1勝ずつしかできませんでした。これは武豊騎手にこだわったことなどや、いろいろな要素があったと思われますが、関東での競馬では入れ込みがきつかったというのもあったようです。

また繁殖牝馬としては、医学的に受胎できない体だったようです。そういえばファインモーションの子供が出てこないな、とは思っていましたがそんな理由があったことは知りませんでした。

伊藤雄二厩舎の代表馬としてはエアグルーヴとこのファインモーションだと思います。どちらの馬も格好良かったですね。

またこのような最強牝馬とタッグを組む日を楽しみにしたいと思います!